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月下香〜危険な快楽〜
第2章 蓬菊
そっと、本を折らないよう注意しながら、うつ伏せになった私。
顔を横に向け、本を見つめたまま、そっと自分の左手を “アソコ” へと伸ばした。
直接触るのは、怖い……
から、パンツの上からなら……
「んっ」
自分の口から聞いたことのない、声が漏れた。
気持ち、いい……かも?
「……」
ゆっくり本のページをめくりながら、左手は “アソコ” にある突起物のようなものを触っていた。
「……っ」
だんだん、気持ちよさが増していき……
ページをめくる手が疎かになる反面、突起物を触っている左手はだんだん激しくなっていく。
そしてーーーーー