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月下香〜危険な快楽〜
第5章 菖蒲
「……勉強してよう」
高校の復習しないよりは気も紛れるし、自分の為にもなるし、一石二鳥だよね
スマホは、気にならないように電源オフ!
昼休憩くらいの12時半頃に電源入れよう
「ーーーーーよし、まずは嫌いな数学から!」
ーーーーー没頭すること、数時間。
「よし、終わり!」
キリの良いとこまで出来た〜……
そろそろいい感じの時間になってる……はず!
壁にかけてある時計を見ると、針は12時50分をさしていた。
……結構集中してたんだなぁ
「返信、きてるかな……?」
おそるおそる電源を入れ、目をぎゅっと瞑ったままスマホがたちあがるのを待つ。
スマホが震えたのを合図に、目を開けてパスワードを入力し、画面を開いた。