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月下香〜危険な快楽〜
第6章 咬𠺕吧水仙
「あ、ご飯持ってこよ」
さすがに1〜2分では返信こないだろうし
ご飯といってもサンドイッチだから、何十分もかかるわけじゃないし……
自分の心の中で誰に向けてなのかわからない言い訳を並べながら部屋を出て、戻るまでにかかった時間は約5分ほど。
返信、来てるかな……
机の上に持ってきたものを置き、スマホの画面を確認するとーーーーー
「あっ」
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新着メールが1件あります。
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返信来てる……!!
なんて書いてきてくれてるのかなっ?
椅子の上に膝を抱えて座り、ドキドキしながらスマホの画面をタップする。