この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
月下香〜危険な快楽〜
第7章 薺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新着メールが1件あります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あっ、サクさんだ!」
サクさんとメールでやりとりするようになって、数週間がたった。
もちろんサクさんの仕事の都合や、私も無事に大学の入学式を終え大学生活をスタートさせた関係で、何度もやりとりが出来ない日はあったけど、毎日1度はメールすることが普通になっていた。
「今日は返信早かったな〜」
お仕事あんまり忙しくないのかも?
私も早めに大学のレポート終わらせておいてよかった〜
せっかく時間あるなら少しでも多くメールしたいもんね
「返信、なんて書いてあるかな〜?」
私は笑顔で届いたメールを開いた。