この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒猫と竜は白薔薇に恋をする
第1章 学園のツートップ
長い廊下の先にはいかにも重そうな金色の扉。
カナタが緊張感の欠片も無い笑みを浮かべたまま、扉を開く。


「学園王生きてますー?」

「えー生きてるに決まってるじゃないッスかあ!不死身の不死身で有名ですし、仕事の鬼ですからね!」

「一応人間だから」


口々に言いながら入ってきた三人を男が睨む。物凄い剣幕で。


淡い金色の髪に、翡翠の瞳。王子様風な外見だがーー童話の王子様とは程遠い性格。優しさの欠片も無い王子様と言うのが、周りの認識である。


「人間で悪かったな。生憎だが、俺は生きてる。ヒナタお前は今すぐ下がれ。邪魔だ」

「はーい」


厳しい口調にもあっけらかんとし、ヒナタは出ていった。門番である彼が付いてくるのは、最早今に始まったことではない。

/21ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ