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第6章 妊娠

私と絵梨花の仲は順調に進展していた。

佐伯ともたまに会っているようだが、体の関係はまだないらしかった。

それはそうだ・・

何せ、私が絵梨花の肉体を開発しているのだから・・




それから何事もなく2ヶ月が過ぎた。

2つの衝撃的な事実が発覚したのだった。

恵理子と絵梨花のW妊娠だった。

恵理子を妊娠させたのは佐伯。

絵梨花を妊娠させたのは私だ。

これが逆だったら、めでたい話なのだろうが、事態は深刻だった。

恵理子の件は佐伯から聞いた。

私は絵梨花の件を佐伯に話した。

私も佐伯もこの深刻な事態に言葉をなくしていた。

「課長、これからどうします？」

佐伯が力なく聞いてきた。

「2人を妊娠させたのは俺達だ・・。責任は取らなければならない。後は当人達がどう思っているか・・だ」

「そうですね・・。2人の考えも聞いてみないと・・」

私達はそれぞれ当人の考えを聞いてみる事にした。