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第1章 人妻緊縛倶楽部　1－4

　力のない渇いた音が響き、危惧したとおり

になった。下半身に刺激を受けたスイングは

快心と言うには程遠く、打球は高く上がると

池は越えたが力なく手前のガードバンカー

に吸い込まれた。

「おい」

　健人が困ったような声を出す。

「ええと、すみません決まりなので、言い

づらいのですが・・・」

「あ、はい、大丈夫です」

仮説のボックスの中に入ると、スカートをめくる。

パンティーを脱ぐとその下のＴバックの股間に

当たる部分は生殖溝に埋もれて少し湿り気を帯びていた。

「まずいなあ。見られちゃうのかなあ」

　妄想より恥ずかしい現実が目の前にちらついて、

思わず独り言が出る。喰い込んだＴバックを直し、

クロッチ部分を伸ばして秘部に入り込まない

ようにしてボックスを出る。

「はい」