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人妻緊縛倶楽部
第1章 人妻緊縛倶楽部 1-4
「この縄で縛ってみる?」

 ずきん。夫は赤い縄の束を持ちあたしを

縛る事を望んでいて、あたしはそれを

受け入れるに充分な程興奮していた。

 胸にくさびを打ち込まれた様な衝撃。

でもあたしは拒否する事は出来ない。

それは手を拘束されているからではなく、

縛られたならどうなるだろうという好奇心に

満ちた性的な欲望があたしに満ちていたから。

健人は手枷を外し、あたしのセクシーな

衣装を脱がすと膝立ちの姿勢にして縄をかけ始めた。

 画面の中の女性と同じ様にあたしの身体に

縄が廻される。皮膚の表面に擦れる縄の感触。

肌に食い込むように次第にきつくなる圧迫感。

拘束されていくうちに身体を縛る縄が

あたしの心までも縛っていく。

 どう表現したらいいのだろう。縄で縛られる

ことが性感の壺のふたを開け放つような気がした。

言葉ではうまく言い表せないけれど、身体を縄で

縛られていくに従い快楽の兆しが
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