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お良の性春
第6章 大江戸炎情 乱交の喜び
 このSMプレイに男も女も欲望が暴走炎情。

 龍之介はたちまち褌を解き、お良の腰紐も解いて両者は抱き合った。
 もはや、『秘伝』どころの話ではない。
 激しい抱擁と口づけに、いつもとは違う異性との交接の感触に、興奮が加わる。
 夫の前で、別の男を受け入れる、なんとも許されざる状況に狂気のごとき興奮が湧き起こるのだった。

 それを横目に見ていた清兵衛とお雪・・・。 
 「お雪殿、わたしのようなものが触ってもいいでしょうか」 
 許しが出たとわ言え相手は武士の妻。戸惑う清兵衛は震えながらお雪を見つめた。

 「あーんお許しを、あーんダメ、あーん清兵衛様」

  どこか甘い鼻にかかった声を出しながら縛られた足を左右に振って許しを請うお雪。
 その身に纏う腰巻は次第次第に左右に開いて、薄い布が隠すのは微かに恥部だけの淫らな姿。

 一方横では龍之介・お良組の激しい絡み合い。
 お良の上げるうめき声が湧き起こっていた。

 「あん、あん、 あああん あれえ、あぅぅ…龍之介様だめぇーっ」

 さすがの清兵衛の我慢も限界。負けてはいられない。
 「お雪殿、その名の通りの雪の肌。このような肌に触れるなど生涯の喜びです」
 とうとう清兵衛の手がお雪の腰巻を捲り上げる。
 目の前に二つ並んだ搗き立ての餅のようなお雪の真っ白な尻が現れた。
 清兵衛が恐る恐る手を触れる。
 錦絵から飛び出して来たような清兵衛の手で尻を触られたお雪は悶絶。

 「あぁんっ、だめぇっ、あぁんっ、だめぇっ、いや、いやいやーああん」

 清兵衛に口を吸われたお雪が耳元でささやいた。 
 「清兵衛さまぁー、ヒモを解いてくだされ、足が閉じていては、不自由です」
 願ったり叶ったりと清兵衛はヒモを解いて二人、ひっしと抱きあう。
 「うれしい、清兵衛様。今宵一夜、わたしはあなた様のもの。尻でも乳でもお触り下さい」
 ついにお雪の陥没勃起型の乳を口に含んだ清兵衛は狂喜。
 その固く尖った乳首の感触を吸ったり舐めたり転がしたりと、もう夢中。
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