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フリマアプリの恋人
第6章 チャイナローズの躊躇い 〜告白〜

ブティックを出たあとは、海外の高級宝飾店に連れていかれた。
迷うことなくピンクダイヤモンドのネックレスを片岡は購入した。
「揃いのイヤリングも頼む。
そう、このカナダのピンクダイヤモンドのやつだ。
…ああ、澄佳。このイヤリングはとても可愛いけれど、このドレスには似合わない。
俺が預かっておくよ」
澄佳の白い耳朶に付けられていたチェコビーズのイヤリングは片岡の手で取り外され、彼のジャケットのポケットに仕舞われた。
「片岡さん!困ります。こんな…」
ダイヤモンドの知識などない澄佳だが、ちらりと見えたプライスタグに恐れをなした。
「いいんだ。君に似合うんだから。
…付けてくれ。このまましていく」
白手袋を付けた店員の手で、恭しくネックレスが付けられ、イヤリングも差し出された。
完成した澄佳の姿を片岡は満足気に眺め、愛おし気に髪を撫でた。
「とても綺麗だ。…さあ、行こう」
迷うことなくピンクダイヤモンドのネックレスを片岡は購入した。
「揃いのイヤリングも頼む。
そう、このカナダのピンクダイヤモンドのやつだ。
…ああ、澄佳。このイヤリングはとても可愛いけれど、このドレスには似合わない。
俺が預かっておくよ」
澄佳の白い耳朶に付けられていたチェコビーズのイヤリングは片岡の手で取り外され、彼のジャケットのポケットに仕舞われた。
「片岡さん!困ります。こんな…」
ダイヤモンドの知識などない澄佳だが、ちらりと見えたプライスタグに恐れをなした。
「いいんだ。君に似合うんだから。
…付けてくれ。このまましていく」
白手袋を付けた店員の手で、恭しくネックレスが付けられ、イヤリングも差し出された。
完成した澄佳の姿を片岡は満足気に眺め、愛おし気に髪を撫でた。
「とても綺麗だ。…さあ、行こう」

