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フリマアプリの恋人
第6章 チャイナローズの躊躇い 〜告白〜
「…い…や…言わないで…」
全身が薄桃色に染まるほどに恥ずかしい…。
…本当は、柊司が言ったのだ。
…「浴衣の時は下着を着けないで…。
そのほうが、綺麗だし色っぽい…」
と…。
身悶え、貌を伏せる澄佳の顎を捉える。
…繊細に彫刻刀で刻んだような端麗な男の貌が真近に迫る。
…なんて…美しいひとなんだろう…。
泣き出したくなるほどに、見惚れる。
泣き出したくなるほどに、この男が好きだ。
「…いやらしい澄佳は大好きだ…」
美しく途方もなく優しいのに、夜の褥に入ると途端に淫らな言葉を囁くのだ…。
「…いやらしくなんか…ない…」
恥ずかしいのと、自分の淫らさを見透かされている仄かな哀しさから反論する。
涙ぐむ澄佳をしなやかに裸体にしながら、濃厚に口づける。
「…昼間の澄佳はまるで白百合のように清楚なのに、夜の澄佳は妖艶な薔薇のようだよ…。
その二面性が堪らなく男を唆るんだ…」
…さあ…、僕だけに見せて…。
はしたなく…淫らな澄佳を…。
…愛と情慾の呪文を掛けられ、澄佳はその白く華奢な身体を震わせながら、男の望み通りに身体を開く…。
柊司の猛り狂った牡を熱く濡れた淫肉の奥に受け入れ、澄佳は切なく啜り啼く。
…しかしやがて澄佳の身体は、柊司をしなやかに包み込み無意識の獣性と好色さで、彼を痺れるような悦楽へと誘うのだ。
…その淫靡で優雅な野蛮さに満ちた性の営みは、やがて純粋な愛の行為となり…二人はひとつとなる。
…溢れ出る愛の蜜は二人を覆い尽くし…その愛の甘美さに酔い痴れ、したたかに溺れるのだった…。
…やがて二人は甘い快楽の夢から目覚め、見つめ合い…同時に囁き合うのだ。
「…愛している…永遠に…」
…と。
全身が薄桃色に染まるほどに恥ずかしい…。
…本当は、柊司が言ったのだ。
…「浴衣の時は下着を着けないで…。
そのほうが、綺麗だし色っぽい…」
と…。
身悶え、貌を伏せる澄佳の顎を捉える。
…繊細に彫刻刀で刻んだような端麗な男の貌が真近に迫る。
…なんて…美しいひとなんだろう…。
泣き出したくなるほどに、見惚れる。
泣き出したくなるほどに、この男が好きだ。
「…いやらしい澄佳は大好きだ…」
美しく途方もなく優しいのに、夜の褥に入ると途端に淫らな言葉を囁くのだ…。
「…いやらしくなんか…ない…」
恥ずかしいのと、自分の淫らさを見透かされている仄かな哀しさから反論する。
涙ぐむ澄佳をしなやかに裸体にしながら、濃厚に口づける。
「…昼間の澄佳はまるで白百合のように清楚なのに、夜の澄佳は妖艶な薔薇のようだよ…。
その二面性が堪らなく男を唆るんだ…」
…さあ…、僕だけに見せて…。
はしたなく…淫らな澄佳を…。
…愛と情慾の呪文を掛けられ、澄佳はその白く華奢な身体を震わせながら、男の望み通りに身体を開く…。
柊司の猛り狂った牡を熱く濡れた淫肉の奥に受け入れ、澄佳は切なく啜り啼く。
…しかしやがて澄佳の身体は、柊司をしなやかに包み込み無意識の獣性と好色さで、彼を痺れるような悦楽へと誘うのだ。
…その淫靡で優雅な野蛮さに満ちた性の営みは、やがて純粋な愛の行為となり…二人はひとつとなる。
…溢れ出る愛の蜜は二人を覆い尽くし…その愛の甘美さに酔い痴れ、したたかに溺れるのだった…。
…やがて二人は甘い快楽の夢から目覚め、見つめ合い…同時に囁き合うのだ。
「…愛している…永遠に…」
…と。