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白い指先と甘い吐息
第1章 校門と赤い車
放課後の校庭

無邪気に遊ぶ子供たち。

職員室の窓から見える風景はいつもと同じ。

そう、火曜日以外は。

火曜日の夕方になると、校門から少し離れたパーキングに、彼の赤い車が駐車している。

その車を見ただけで、なつみの体は熱く反応してしまう。





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