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白い指先と甘い吐息
第4章 重なり合う時間(とき)
「おはよう、なつみ」

「お、おはようございます、中村さん」

「あはは~貴史って呼んでよ。
 いまさら 名字はないでしょ」

「そうですね、でも初めてのデートなので
ちょっと緊張しちゃって・・・」

「そっか、まぁ 普通とは 
なんか順番が変わっちゃったけどね」

そういって、貴史はなつみに白い歯をみせた。


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