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白い指先と甘い吐息
第5章 満たされぬ想い
貴史は優しく自分を受け入れてくれたことで
美香は満足していた。

(やっと手に入れることができた。
悟くんも自分になついている。
私ならいい奥さんになれるはず。
素敵な旦那様に
マグノリアの奥さまというポジション。
あー今まで頑張ってきて良かった!)


早朝の人気のない 
街中を スキップして歩きたい気分だった。


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