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白い指先と甘い吐息
第8章 翳りゆくとき
なつみは得体のしれない胸騒ぎを覚えながらも、店に着くとそこには二人の女性が待っていた。
一人は貴史の母親らしき人、その隣には華やかな女性。
「はじめまして。悟の担任の先生の小林なつみさんですね。私、中村初枝と申します。こちらは井上美香さん。貴史の結婚相手に、と考えている方です」
「えっ?!結婚ですか?」
「はい。私 マグノリアでチーフをしております。貴史さんとは結婚を前提でおつきあいさせていただいています」
美香がモデルのような笑みをなつみに向けた。
一人は貴史の母親らしき人、その隣には華やかな女性。
「はじめまして。悟の担任の先生の小林なつみさんですね。私、中村初枝と申します。こちらは井上美香さん。貴史の結婚相手に、と考えている方です」
「えっ?!結婚ですか?」
「はい。私 マグノリアでチーフをしております。貴史さんとは結婚を前提でおつきあいさせていただいています」
美香がモデルのような笑みをなつみに向けた。