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白い指先と甘い吐息
第1章 校門と赤い車
貴史の舌がゆっくりと
なつみの口にすべり込んできた


「ネチャ・・ムチュ・・ピチュ」
何度も何度も絡み合う ねっとりしたふたつの舌。
 

(あぁ これが大人の本当のキスなのね
舌にも性感帯って あったんだ)

なつみは 最初 貴史が自分のアソコにキスした唇で 
キスをすることに、ためらいを感じていた。
でも そんな考えも ほんの数秒で消えていった。

(キスって まるで甘い愛撫)

貴史のキスはまるで 温かいマシュマロのようで
いつまでも キスをしていたい 気持ちになった。


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