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歳下の悪魔
第2章  天使と悪魔


「どう? さっきので、濡れてる?」
「ヤっ……」
 和真がスカートに手を入れ、秘蕾を触ってきた。
 運転手もいるから、2人の男性に責められているよう。
「濡れてないね。残念。でも、これからだから」
 それから彼は、無言で窓の外を見ている。
 これから何が起こるのかが、怖い。私も無言のまま、俯いていた。
 20分程して着いたのは、知らないマンションの前。支払いを済ませ、タクシーを降りた。
「ここが、俺の家」
 10階建てのマンション。豪華なエントランスを入り、最上階へ行く。
「どうぞ」
 カードキーでロックを開けた和真に、中へと招かれた。


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