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第2章 　

祐二はぐったりして絢の上半身を抱くと、そのままベッドに寝そべった。

絢は繋がったまま祐二の腰に後ろ向きに跨り、その上で押し寄せる感覚に打ち震えていた。

「いやぁ……なんで……？ おっきいままなの……」

祐二の雄は一度吐きだしたにも関わらず、すぐに元の質量を取り戻した。

自分を中から押し上げてくる、圧倒的なそれ。

ただ繋がっているだけで、絢はもう達しそうだった。

「絢様……？」

いきそうになるのを必死に堪えていた絢のお尻の秘孔を、祐二がぬるりと指の腹で撫で上げる。

「ひゃあ……!?」

反射的に腰を浮かした絢の中から、祐二の雄が抜けそうになるが、大きすぎるそれは抜けることなく、また落ちてきた絢の最奥を穿つ。

「あ、あぁんっ……!!」

その刺激で、絢は今日二度目の絶頂を迎えた。

達した身体はいつまでも震え、力の入らなくなった上半身は、繋がったまま祐二の足元に崩れ落ちてしまう。

「絢様、手を……」

そう言われて、祐二に後ろから両手を握られる。

後ろから引っ張られまた祐二の腰の上に起こされた絢は、そのまま下から突き上げられる。

「いやぁ……イった、イったばかりなの……!!」

「知っています……ああ、すごくいいです」

ねっとりとした言い方でそう言う祐二は、まだまだ余裕がありそうだった。

絢はと言うと、もう意識を手放しそうになる寸前で、突き上げられるものになすがままにされるので精いっぱいだった。

「ま……またイっちゃう～～っ!!」

白く形の良い胸を反らせながら、絢は悲鳴に近い声で喘ぐ。

「どうぞ、いくらでもいってください。絢様」

「一緒に、一緒にいこう！　祐二ぃ～っ!!」

「ええ、絢様……く……っ……」

祐二のさらに質量を増したそれを、絢は咀嚼するようにびくびくと締め付ける。

「あ、愛してる……あいしているのぉ……！」

「絢様……私も、貴女だけです……！」

そして二人はまるで下半身が溶けてしまうかのような快感を共有した後、一緒に果てた。