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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第3章 sei様【恋人同士の甘いひととき】
「何?」
「…ん?なんでもない」
「ふ~ん」
・
・
・
「ってか…なんでそんなに見るの?なにか言いたい事あるんでしょ?」
「あるよ」
あるの?
その言葉にドキッとした
穏やかな昼下がり
私から告白してやっと付き合ってもらった
私の「元」家庭教師
で…
私の「元」隣りのお兄ちゃん的存在
で…
私の「元」片思いの相手
で…
今は私の大好きな彼氏
そんな顔で見つめられたらテレるしかないじゃない?
そんな顔で見つめられたら…
私だって見つめたいのに出来ないじゃない?
私だってそのカッコいい顔…見つめたいんだけどなぁ
嬉しいけど恥ずかしいから…
私だって見つめたいから…
「元」家庭教師の隣のお兄ちゃんは今でも私の勉強を教えてくれる
そんなに見つめられたら恥ずかしいから教科書で顔を隠してみた
嫌な言葉じゃなかったらいいな
やっと付き合えたんだもん
私の頭の中はどうしても緊張してマイナス思考ばかり
もうちょっと、おめかししたら良かったかな
髪型、変じゃないかな?
こんな問題もわからないアホな子だって思われてないかな?
あっ…それはもう今更ですね
あっ!!部屋!!!部屋が汚かった?
ちゃんと綺麗にしたつもりだったんだけど…
あっ!!!喉が渇いたのかな?
私ったら気が利かない…
そんな考えが頭の中をぐるぐる回って…
「お、お茶…入れ…」
「なんで、顔隠すの?」
「…は、恥ずかしいし?あの!!!髪型?変かな?服?ダサい?へ、部屋?き、汚い?く、クサい?あとは…そう!!!お茶ね!!それともジュース?私ったら気が利かなくてごめ…」
「…かわいい」
「へ?」
「かわいい」
「…へぇ??」
「だぁ かぁ らぁ かわいい。って言ったの」
「…へぇぇ???」
マヌケな返事で我ながら情けない
隠してた教科書が私の手から思わずポロリと落ちた
「な、な、な!!!か、か、かわ…かわ…かわ???」
「うん。かわいい」
「な、な、な、なに??そ、そ、そんなバカな…」
(馬鹿な事、言わないで)
そう言おうとしたけど…したんだけど…
「キスしていい?」
キスを待ってる自分が居て…
近づく顔にドキドキして…
そっと目を閉じた
完
「…ん?なんでもない」
「ふ~ん」
・
・
・
「ってか…なんでそんなに見るの?なにか言いたい事あるんでしょ?」
「あるよ」
あるの?
その言葉にドキッとした
穏やかな昼下がり
私から告白してやっと付き合ってもらった
私の「元」家庭教師
で…
私の「元」隣りのお兄ちゃん的存在
で…
私の「元」片思いの相手
で…
今は私の大好きな彼氏
そんな顔で見つめられたらテレるしかないじゃない?
そんな顔で見つめられたら…
私だって見つめたいのに出来ないじゃない?
私だってそのカッコいい顔…見つめたいんだけどなぁ
嬉しいけど恥ずかしいから…
私だって見つめたいから…
「元」家庭教師の隣のお兄ちゃんは今でも私の勉強を教えてくれる
そんなに見つめられたら恥ずかしいから教科書で顔を隠してみた
嫌な言葉じゃなかったらいいな
やっと付き合えたんだもん
私の頭の中はどうしても緊張してマイナス思考ばかり
もうちょっと、おめかししたら良かったかな
髪型、変じゃないかな?
こんな問題もわからないアホな子だって思われてないかな?
あっ…それはもう今更ですね
あっ!!部屋!!!部屋が汚かった?
ちゃんと綺麗にしたつもりだったんだけど…
あっ!!!喉が渇いたのかな?
私ったら気が利かない…
そんな考えが頭の中をぐるぐる回って…
「お、お茶…入れ…」
「なんで、顔隠すの?」
「…は、恥ずかしいし?あの!!!髪型?変かな?服?ダサい?へ、部屋?き、汚い?く、クサい?あとは…そう!!!お茶ね!!それともジュース?私ったら気が利かなくてごめ…」
「…かわいい」
「へ?」
「かわいい」
「…へぇ??」
「だぁ かぁ らぁ かわいい。って言ったの」
「…へぇぇ???」
マヌケな返事で我ながら情けない
隠してた教科書が私の手から思わずポロリと落ちた
「な、な、な!!!か、か、かわ…かわ…かわ???」
「うん。かわいい」
「な、な、な、なに??そ、そ、そんなバカな…」
(馬鹿な事、言わないで)
そう言おうとしたけど…したんだけど…
「キスしていい?」
キスを待ってる自分が居て…
近づく顔にドキドキして…
そっと目を閉じた
完