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-その後の世界-
第2章 真実の果て




ゆりかご跡地。

僕はそこで、ナツネくんに会った。





夢だったのかな……
よく解らない。



朧気に瞼を持ち上げれば、跡地に程近いバス停のベンチに、だらん…、と身を預けていた。


……あれ、僕……なんでこんな所に座って……

確か、跡地に辿り着いてから……無心で穴を掘っていたはずなのに……

もしかして、寝ぼけてここで眠ってしまってたって事……?


「………」

いや、そんな事はない。
大きなシャベル1つで掘った後の、腕の筋肉疲労が残っている。
……それに、アウトドアグッズを詰めたリュックがない。

「………」

じゃあ、寝ぼけてここまで歩いて……?



ふわっ……


その時。微かに頬を撫でる風。
自分の汗の臭いに混じって鼻孔を擽ったのは……微かなナツネの匂い。


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