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とし子の悲劇
第4章 とし子の悲劇・第4部

7
9月8日のことでありました。
アタシは、伊予三島中ノ庄町の国道のバイパス沿いにありますサンクスでのバイトを終えまして、駅前にあるマンスリーアパートへ歩いて帰りました。
赤茶色のバッグとサンガリアのラムネチューハイの500ミリリットル缶が3本入っているレジ袋を持っているアタシは、フジ三島店の前で桂一郎さんと再会しました。
桂一郎さんは、アタシに話があるから神社へ行こうと言いまして、アタシを近くにあります三島神社へ連れて行きました。
神社の境内にて、アタシと桂一郎さんはこんな会話をしていました。
「不起訴…どうして不起訴になったのよ?」
「心身喪失状態なんだよ…措置入院を命ぜられたけれど…病院に行くのがメンドウだから…知人の家を転々としていた。」
「今は…どこで暮らしていているのよ?」
「高校時代のダチの家。」
「そう…それよりも、アタシに話があると言っていたわね。」
「もちろん…真佐浩のことで…興信所を使って調査をした。」
「興信所を使った?」
「ああ。知りたいか?」
「知りたいわよ。」
桂一郎さんは、真佐浩の過去をアタシに暴露しました。
9月8日のことでありました。
アタシは、伊予三島中ノ庄町の国道のバイパス沿いにありますサンクスでのバイトを終えまして、駅前にあるマンスリーアパートへ歩いて帰りました。
赤茶色のバッグとサンガリアのラムネチューハイの500ミリリットル缶が3本入っているレジ袋を持っているアタシは、フジ三島店の前で桂一郎さんと再会しました。
桂一郎さんは、アタシに話があるから神社へ行こうと言いまして、アタシを近くにあります三島神社へ連れて行きました。
神社の境内にて、アタシと桂一郎さんはこんな会話をしていました。
「不起訴…どうして不起訴になったのよ?」
「心身喪失状態なんだよ…措置入院を命ぜられたけれど…病院に行くのがメンドウだから…知人の家を転々としていた。」
「今は…どこで暮らしていているのよ?」
「高校時代のダチの家。」
「そう…それよりも、アタシに話があると言っていたわね。」
「もちろん…真佐浩のことで…興信所を使って調査をした。」
「興信所を使った?」
「ああ。知りたいか?」
「知りたいわよ。」
桂一郎さんは、真佐浩の過去をアタシに暴露しました。

