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完熟の森
第21章 恋人 2
雫と僕は狂ったように汗まみれになって動く。


お互いが重なり離れないよう、もつれ、絡み合い腰を振りまくる。


「ああっ…千晶っっ…っ」


雫は僕の上で自ら動き、三度目の絶頂を迎え雫の中が痙攣した。


「…っしずく…もっと…雫が欲しい…」


まだだ…もっと僕達は深く深く感じる事ができる。


僕はまだもっと先を目指したい。

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