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完熟の森
第25章 ハンモック
桜も散り、若葉が次々に芽吹く暖かな日、雫は新しいハンモックを付けてと頼んだ。


去年はどうやって付けたのかと聞くとこれまた業者だと言った。


裏の山や森の管理は業者に全て任せているそうだ。


そのサービスでそんな雑用もしてもらっていたようだ。


今年は僕の為に大きめのハンモックを購入してくれた。


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