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完熟の森
第28章 君を乗せて
昼休み、梶原が僕の所にやってきた。


なんだかニヤついている。


「梶原、なんか良いことあったか?顔に出てんぞ」


「やべえ、バレた?」


とか言いつつ話したそうだ。


聞いてやるか。


「何だよ、話せよ」


「聞きたいか?」


「早く、言え」


梶原はにやっとしてから話し出した。



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