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第33章 祭り ２

「雫…見て…俺が雫の中に入るところ」


自分の上体を支えている僕の腕に雫は掴まり受け入れようとしている。


僕がゆっくり雫に入り始めると雫は横を向き、鏡を見ていた。


奥までグッと入れきると雫は声をあげた。


「ああっ…」


雫は堪えきれずとうとう目を閉じ僕の背中にしがみついた。


「雫…雫…俺の可愛い雫…俺をもっと感じて…」


僕が動き出すと、しがみついていた手に力を入れ、
腰を浮かし押し当て、深く感じようと本能的な動きをする。