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完熟の森
第37章 受験本番
年が開けるとセンター試験があり、僕の受験はラストスパートだ。


雫の誕生日を一緒に過ごせなかったのはかなり辛かったが、僕は一歩でも早く雫に近づきたくて、必至だった。


自宅で勉強をしている時、僕は時々雫がくれた100の言葉を読む。


するとなんだかやる気が湧いてくる。


愛の力は偉大だ。


僕は満たされた心で何の迷いもなく前に進んでいた。



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