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完熟の森
第38章 大人的ディナー
ああ…もうすぐだ。


僕達の中は一体となり快楽の向こうへ放たれる。


「ああっ…」


雫が激しく喘ぎ、体を硬直させた。


僕は愛を深く放つ。


息を吐きながら、雫は僕にもたれ、身をぐったりと預けた。


僕は部屋のベッドまで抱え雫を下ろした。


雫はベッドに仰向けに転がり、僕も横に寝転び息を整えた。


お互い見合わせてクスッと笑った。



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