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第44章 充実

だけど雫との愛は終わってもそれは一生消える事はない。


心の片隅に小さく丸まっている。


時々なんかの拍子に広がってしまう。


でもまた小さく丸めて終う事も覚えた。


本当に愛した人は消えないものなんだ。


でもいつか、新しい愛が僕にまた降ってくるだろう。


僕はまだ、人生の半分だって生きていない。


まあいいさ。


のんびり行こう。


僕は元々マイペースだったから慌てたり焦ったりするのは苦手だから。