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完熟の森
第7章 僕の部屋
理音はまた上目遣いで僕を見た。
誘惑の眼差しに僕は負けた。
理音の頬に触り、口付けするともう止まらなかった。
何度も長い長いキスをしてると、手は勝手に理音の体を撫でていた。
理音も僕の頭に手を回し僕の髪を撫で回していた。
唇が理音の体を愛撫し始め、ネクタイを外すと理音はピクリとした。
「理音、今日は縛らないよ」
そう言うと理音は微笑み目を閉じた。
僕はこの日、優しく抱いた。
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