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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第10章 危ない口づけ(ファーストキス)
 セリョンは何食わぬ顔をして、シン内官と申し合わせたとおりに蓮池に行くように、それに合わせてムミョンは義禁府の兵を率いて現地へ向かうという王命が女官長を通して伝えられた。




 セリョンはこの時、女官長を通じて、《さる物を準備し、更に、ある人を現場に連れてきて欲しい》と国王に頼んだ。それらのものは、シン内官の罪を立証するためには欠かせないものだった。
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