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第12章 少女も歩けば事件に当たる

　現在、セリョンにはこの行首を筆頭に数人の若い殿方から正式な縁談が持ち込まれている。中には両班の若さままでいるのに、女将のヒャンオルはなかなか首を縦に振らない。かといって、国王であるムミョンとセリョンの恋を全面的に認めているかといえば、そうでもなく、むしろ、あまりに身分が違いすぎるから、かえって娘が不幸になると反対しているほどである。