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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第13章 秘密の情人
 カヒは窓の外を見つめながら、訥々と語り出した。




 カヒとソンジョンは町の目抜き通りの茶寮へと繁く通っていた。そこは気の合う若い女友達同士、一杯のお茶を注文しただけで話し込み、気が付けば数時間経過していたというのも毎度のことだった。
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