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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第13章 秘密の情人
「少しだけ、触れても良いか?」



 問われ、セリョンは頷く。ムミョンなら、信じても良い。セリョンが嫌がるようなことはしないと判っている。




 ムミョンの手が伸び、セリョンのチョゴリの下で息づく胸のふくらみにそっと触れた。大きな手のひらで胸を包み込まれた瞬間、セリョンの身体がビクッと震えた。流石にいきなり胸に触れられるとは考えていなかった。
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