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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第14章 恋の代償
「まあ、そういうことだな」



 ムミョンも苦い薬を無理に飲まされたような表情である。




 その見世は都の大通りの中でも、よく目立つ場所にあった。茶寮としては、かなりの構えである。もしかしたら、翠翠楼より広いかもしれないと思って見てしまうのは、やはり客商売たる妓房の娘のゆえか。
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