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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第14章 恋の代償
 露店ではなく、小さな小屋で商売を営んでいるようだ。住居は他にあるらしく、小屋内には所狭しと紐に括られた薬包がぶら下がっている。周囲の壁には引き出しがついた作り付けの棚が何段も張り巡らせられ、引き出しの一つ一つに薬草の名前が記されていた。
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