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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第14章 恋の代償
 セリョンは手許にひろげたポジャギをじいっと見つめている。



 ムミョンは脚の長い卓を挟んで向かい合い、そんな想い人を静かに眺めていた。



 セリョンの前には前回と同じようにお気に入りの菊花茶が置かれ、ムミョンは黙って香草茶を飲んでいる。
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