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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第16章 絆
 今、彼女の一面を蒼い可憐な小さな花たちが取り巻いている。そろそろ初夏といっても良いこの時季、広い野原をどこまでも飾っているのは露草だ。露草の野原の所々に大手鞠(おおでまり)が群生していて、なかなか見事な眺めである。





 ここはセリョンだけの取っておきの秘密の場所である。恋人ムミョンにでさえ、まだ教えたことはない。幼い頃から、母に厳しく叱られてベソをかいたときは、必ずここに来て、ひっそりと泣いた。
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