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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第16章 絆
 おっとりとしたファオルには珍しく、歯に衣着せない言い方だ。もっとも、姐女郎は元々は面倒見の良い、思ったことは堂々と言う質の女性である。両班の姫君も真っ青のしとやかな妓生の顔は、あくまでも営業用だとセリョンは知っている。
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