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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第16章 絆
「そんなことはいちいち言われずとも、判っている。だが」





 彼の眼(まなこ)に鋭い光が閃いた。あまりの酷薄ともいえる視線に、セリョンは一瞬、身体中を見えない鎖で戒められたのように身動きできなくなった。
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