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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第18章 涙で咲いた花
 先刻、物の言えぬ女が運んできた花茶には、明らかに眠り薬が混入していた。ムミョンと一緒に茶寮で呑んだ花茶は、あんなにも甘ったるい味はしなかった。先ほどの花茶はどうも香りも味も違うような気はしたのだ。




 睡眠薬を飲ませて眠らせるなんて、あの男は一体何を企んでいるのだろう。
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