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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第3章 過去
 彼が意識不明で翠翠楼に運び込まれた時、町医者のホ・ソンが意識のない彼を診察する際、瞳孔を確認したことがある。その時、側にいたセリョンに医者が息を呑んだのが判り、






―何と、この者は世にも珍しいふた色の眼(まなこ)を持っておる。
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