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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第30章 哀しみの迷宮
 セリョンも己れの心の中にある想いを自覚はしていた。あの清らかな花とは対極にあるもの、華嬪への妬みと羨望。




 五月の終わり、大殿の執務室にムミョンを訪ねたときにはまだ自分の中の想いがこれほどまでとは自覚できていなかった。あの時、自分は事実上、彼に華嬪を抱いてと頼んだのだ。けれども、そのときは我が身がここまで嫉妬深い女だとは考えもしなかったし、考えたくもなかった。
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