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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第32章 清浄華(しょうじょうか)
「殿下。夜も更けて参りました。どうか大殿にお戻りになって、お寝み下さいませ」



 小声で言うのに、英宗は首を振る。



「いや、今宵はここにいる」



「さりながら」



 言いかけた黄尚宮に、王は真摯な面持ちで言った。
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