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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第38章 火焔と蝶
「ええ、朝鮮と清を行き来して絹を売り歩いていると話していたわよ」



「そうなのか、清国人とはまた珍しい」



 俄に別の意味で興味を引かれたようである。セリョンは続けた。



「あなたはかねてから清国の進んだ文化に興味を持っているから、それもあって、おじいさんに逢って貰いたいと思ったの」
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