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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第39章 二人の王者
 老人が座っている背後には、なだらかな土手がある。土手にも河原にも紫苑の花が群れ咲いていた。薄紫の可憐な花はどこか菊にも似ているけれど、微妙に違う。菊よりも花びらが細やかで繊細な感じだ。






 紫の中には所々蒼色の紫苑が混じっている。燃え立つような紅色は曼珠沙華だろう。炎のような花を見つめ、英宗は改めて三日前に見た禍々しいほど妖艶な赤い月を思い出していた。
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