パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第50章 迷い道

「中殿さま、私は何も意地悪を申し上げているわけではありません。私も中殿さまにいつまでもここに居て頂きたいと思っています、さりながら、あなたさまは既に王室に嫁がれた御身ではありませんか。殿下との間に何があったのかは判りませんけれど、国王さまと中殿さまとはいえ、所詮夫婦は男と女。互いの情が通い合っていれば、些少のことがあっても上手くゆくものですよ」