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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第56章 蒼い果実の日々
 朴尚宮がそれについて何を考えていたのかは判らない。しかし、乳母は紅順を我が子たちよりも慈しんで育ててくれた。保母尚宮であるからには、ずっと養い君の側にいなければならない。まだ幼い我が子たちは屋敷に残しての奉公だ。
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