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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第56章 蒼い果実の日々
 まだ残暑の熱が残る九月初めの夕暮れ刻のことだ。兄に打たれた頬を腫らせたまま、うなだれるように立ち尽くしていた八歳のジュンス。その泣くまいと歯を食いしばったような顔まで、紅順の脳裡にはくっきりと刻み込まれた。




 結局、ジュンスの顔を見ることもないままに月日は紅順の淡い思慕だけを置き去りにして、無情に過ぎ去っていった。
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