この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第57章 永訣の朝
 紅順はもう後は振り向かず、門に向かった。心得た柳尚宮は何も言わず、後ろをついてくる。だが、紅順の涙を柳尚宮はめざとく見ていた。有能な彼女はけして態度にも口にも出さなかったが、若い二人の一瞬の様子から、二人の間に漂う尋常でない雰囲気に既にこのときから気づいていたのだ。




 それは例えていうならば、烈しく惹きつけ合う引力のようなものであった。
/8436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ