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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第63章 対立
「いや、私もそなたの真実の姿を見ようともしなかった。亡くなった母に申し訳も立たないことをした。愚かな父を許してくれ」





「何を仰せになります。父上は今日、俺に大切なことを教えて下さったではありませんか。父上のお言葉がなければ、俺はずっと出来損ないのままだったかもしれません」
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